注目研究

注目研究

 国立高専の注目研究を、ライフサイエンス、環境・エネルギー、製造技術、材料・装置デバイス、機械、建築・土木、情報・通信、計測・分析、自然・科学、人文・社会の10の分野に分けて紹介します。

 

研究ネットワークについて:日本全国に設置された51の国立高専に所属する研究者がネットワークを形成して、さまざまな分野で新産業につながる研究開発を行っています。全国各地で研究している研究者が連携することで、難解な技術問題に対して複合融合的なアプローチを行い、答えを見いだします。

GEAR5.0(研究成果の社会実装を通じた技術者教育の高度化)について:こちらをご覧ください。

高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業(GEAR 5.0/COMPASS 5.0):こちらをご覧ください。

事例紹介

研究分野
自然・科学
分類
重点研究ネットワーク
タイトル
数学分野と暗号分野の連携ネットワーク
氏名
岡﨑 勝男
学校名
小山工業高等専門学校
所属学科等
一般科
職名
助教
プロフィール写真
概要
代数や整数論で得られた純粋数学側の知見を、暗号理論へと応用する事を目的とします。

参加高専:小山工業高等専門学校、香川高等専門学校、群馬工業高等専門学校、沼津工業高等専門学校
本文

<社会課題>

  • 準同型暗号をより簡単・高速にしたい。
  • 暗号に使う変換が本当に安全か調べたい。
  • 量子計算機が発達しても使える暗号が必要。
  • 計算実験だけでなく、数学的に安全性や弱点を説明したい。

<シーズの内容・提供できること>

  • 有限体上の多項式による変換を作る・調べる。
  • ガロア理論を使って、その変換が1対1か、逆変換を持つか調べる。
  • 方程式を解いて、暗号に使う変換の弱点を見付ける。
  • 準同型暗号で必要になる多項式計算を、より簡単な形に整理する。

 要素技術

    • 有限体とガロア理論。
    • 多項式と方程式。
    • 群・環・体の基本的な性質。
    • 素数・合同式などの初等的な数論。

<もたらされる効果・想定される活用例や市場等>

  • 個人情報を隠したままデータを計算できる。
  • 弱い暗号の候補を事前に見付けられる。
  • 暗号化・復号・暗号化したままの計算を軽くできる可能性がある。
  • 数学的な理由を伴った、より信頼できる暗号設計につながる。

暗号研究

リサーチマップ:https://researchmap.jp/okazar1992/

その他特記事項

電話
042-662-3153  (KRAセンター)
E-Mail
KRA-contact@kosen-k.go.jp
ホームページ
https://researchmap.jp/okazar1992/
掲載年度
2026年度