注目研究

注目研究

 国立高専の注目研究を、ライフサイエンス、環境・エネルギー、製造技術、材料・装置デバイス、機械、建築・土木、情報・通信、計測・分析、自然・科学、人文・社会の10の分野に分けて紹介します。

 

研究ネットワークについて:日本全国に設置された51の国立高専に所属する研究者がネットワークを形成して、さまざまな分野で新産業につながる研究開発を行っています。全国各地で研究している研究者が連携することで、難解な技術問題に対して複合融合的なアプローチを行い、答えを見いだします。

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高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業(GEAR 5.0/COMPASS 5.0):こちらをご覧ください。

事例紹介

研究分野
ライフサイエンス
分類
研究ネットワーク
タイトル
実細胞への効果を指向したレーザーがん治療薬剤の創出
氏名
野元 昭宏
学校名
福井工業高等専門学校
所属学科等
未来社会デザイン工学科 材料・生物系
職名
教授
プロフィール写真
概要
本研究は、身体への負荷が少ない低侵襲性光がん治療用の色素薬剤を新たに作り出す取り組みである。若年層の豊かな未来と世界的な高齢化社会に向け、大きな開腹手術や強い副作用を持つ抗がん剤治療ではなく、「生活の質」(QOL=Quality of life)を向上させるためのがん治療用光感受性薬剤の創出を目指す。

参加高専:福井工業高等専門学校、豊田工業高等専門学校
本文

<社会課題>

  • 少子高齢化のための医療の必要性
  • 身体への負荷が小さい低侵襲性治療開発が必要
  • がん、腫瘍薬はまだ少ない
  • 抗体医薬は非常に限定的な使用
  • 光がん治療薬は実用されているが腫瘍部位への集積性が低い
  • 実用されている薬剤は代謝性が悪く術後暗所隔離が必要

<シーズの内容・提供できること>

  • 内視鏡レーザー治療が可能な薬剤色素
  • 安全な光がん治療色素
  • 生体透過性の高い波長光での治療
  • 術後の暗所長期隔離が不必要

 要素技術

    • 大量製造可能
    • 天然物由来
    • 安全性確認
    • 生体透過光利用
    • ラジオアイソトープ体内動態確認
    • 体外排出性測定

<もたらされる効果・想定される活用例や市場等>

  • 内視鏡レーザーによる治療のため、大きな開腹手術を必要としない
  • 既存薬は術後2週間程度日光を避ける必要があるが本薬剤は体外排出が速い
  • 天然光合成色素を原料としており低毒性で安全性試験も行っている
  • 既存薬よりもさらに表皮深部に届く光が利用可能である

野元先生研究

リサーチマップ:https://researchmap.jp/handle0091422

その他特記事項

電話
042-662-3153  (KRAセンター)
E-Mail
KRA-contact@kosen-k.go.jp
ホームページ
https://researchmap.jp/handle0091422
掲載年度
2026年度