注目研究

注目研究

 国立高専の注目研究を、ライフサイエンス、環境・エネルギー、製造技術、材料・装置デバイス、機械、建築・土木、情報・通信、計測・分析、自然・科学、人文・社会の10の分野に分けて紹介します。

 

研究ネットワークについて日本全国に設置された51の国立高専に所属する研究者がネットワークを形成して、さまざまな分野で新産業につながる研究開発を行っています。全国各地で研究している研究者が連携することで、難解な技術問題に対して複合融合的なアプローチを行い、答えを見いだします。

GEAR5.0(研究成果の社会実装を通じた技術者教育の高度化)についてこちらをご覧ください。

事例紹介

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研究分野
計測・分析
分類

タイトル
牛の発情を検知するためのシステム
氏名
近藤 司
学校名
函館工業高等専門学校
所属学科等
生産システム工学科
職名
教授
プロフィール写真
01【函館】顔写真(近藤司)
概要
本研究は、牛の繋ぎ飼い牛舎で飼養される牛の発情を高精度で検出する装置に関するものであり、発情の可能性の高い牛の絞り込み、発情兆候の特徴である①「咆哮(独特な声でよく鳴く)」、および②「活発な動量」を検出し、どちらか一方の兆候を検出すると飼育者へその旨を自動連絡する複合発情検出装置の開発である。
その他特記事項

掲載年度
2015年度
研究分野
環境・エネルギー
分類

タイトル
水素分離膜を用いたH2・CO2ガス分離システムの開発
氏名
松本 佳久
学校名
大分工業高等専門学校
所属学科等
機械工学科
職名
教授
プロフィール写真
大分高専松本(顔写真)
概要
パラジウム系合金の代替材料としてバナジウム系やニオブ系合金を用いた水素分離膜の開発を行っています。これら合金膜で脆性を示さない固溶水素濃度(膜負荷水素圧力でも表現可能)の範囲を発見し、これにより効率良く水素分離運転可能な合金設計条件を見出し、世界最高レベルの性能を発揮する分離膜の開発に成功しました。
その他特記事項

掲載年度
2015年度
研究分野
環境・エネルギー
分類

タイトル
ナノバイオミメティックプロセスを用いた環境中フッ素化合物対策技術
氏名
袋布 昌幹
学校名
富山高等専門学校
所属学科等
専攻科
職名
准教授
プロフィール写真
201310_9_prof
概要
歯の表面で生じる反応にヒントを得た「ナノバイオミメティックプロセス」をベースに、環境中のフッ素化合物の不溶化を可能とする機能性材料開発、およびこの応用技術群を開発する産学連携体の構築を行いました。KOSENの異業種連携スキームの事例として高い評価を受けています。
その他特記事項

掲載年度
2013年度
研究分野
環境・エネルギー
分類

タイトル
脱希少元素を目指したCZTS薄膜太陽電池の開発
氏名
片桐 裕則
学校名
長岡工業高等専門学校
所属学科等
電気電子システム工学科
職名
教授
プロフィール写真
201310_8_prof
概要
化石エネルギー源の枯渇化と地球温暖化をはじめとした環境問題に対処するため、太陽光発電が大きな脚光を浴びています。低炭素社会を実現するため、資源的制約の無い太陽電池製造技術の開発が望まれています。そこで,汎用原料だけで構成できるCZTS薄膜を光吸収層とした、新型薄膜太陽電池の研究開発を行っています。
その他特記事項

掲載年度
2013年度
研究分野
情報・通信
分類

タイトル
高速・高精度・大規模数値シミュレーションに基づく新しい電磁波デバイスの創出
氏名
園田 潤
学校名
仙台高等専門学校
所属学科等
知能エレクトロニクス工学科
職名
准教授
プロフィール写真
201310_6_prof
概要
高速・高精度・大規模数値シミュレーションを用いた電磁波解析により、安全に電磁波デバイスを使用するための電磁波可視化システムや、電磁波センシングによる安全・安心社会実現のための高速信号処理やセンサの開発研究などを行っています。
その他特記事項

掲載年度
2013年度