注目研究

注目研究

 国立高専の注目研究を、ライフサイエンス、環境・エネルギー、製造技術、材料・装置デバイス、機械、建築・土木、情報・通信、計測・分析、自然・科学、人文・社会の10の分野に分けて紹介します。

 

研究ネットワークについて日本全国に設置された51の国立高専に所属する研究者がネットワークを形成して、さまざまな分野で新産業につながる研究開発を行っています。全国各地で研究している研究者が連携することで、難解な技術問題に対して複合融合的なアプローチを行い、答えを見いだします。

GEAR5.0(研究成果の社会実装を通じた技術者教育の高度化)についてこちらをご覧ください。

事例紹介

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研究分野
材料・装置・デバイス
分類

タイトル
水素分離・精製用水素透過合金の設計開発
氏名
南部 智憲
学校名
鈴鹿工業高等専門学校
所属学科等
材料工学科
職名
准教授
プロフィール写真
201310_10_prof
概要
水素エネルギー利用社会の実現に向けて、高効率に水素を製造する技術が求められています。そこで、水素を含む混合ガスから水素のみを分離・精製できる合金膜の開発に取り組んでいます。世界最高レベルの水素透過速度を発揮する合金膜の設計技術を確立しており、水素製造条件に応じて最適なPd系、Nb系、V系合金膜を提供します。
その他特記事項

掲載年度
2013年度
研究分野
環境・エネルギー
分類

タイトル
北海道太平洋沿岸東部(道東)地域を対象とした寒冷地住宅の省エネと再生可能エネルギーの活用に関する研究
氏名
川村 淳浩
学校名
釧路工業高等専門学校
所属学科等
機械工学科
職名
准教授
プロフィール写真
201310_4_prof
概要
我が国有数の厳寒地域である道東地域は、生存や生活のために多くのエネルギーを消費しています。本研究は、寒冷地を対象とした持続可能な地域社会構築を見据えて、地域循環型の再生可能エネルギーと情報通信技術の活用によって、寒冷地の住生活に係るエネルギー消費量の大幅な削減と効率的な利用を目指しています。
その他特記事項

掲載年度
2013年度
研究分野
材料・装置・デバイス
分類

タイトル
CVD法による高機能性光触媒フィルターおよびDSSC用酸化チタンの開発
氏名
長谷川 章
学校名
八戸工業高等専門学校
所属学科等
物質工学科
職名
准教授
プロフィール写真
201310_5_prof
概要
酸化チタン前駆体を経由した新しい合成法によって酸化チタン固定化光触媒フィルターとナノスフィアチタニア(NST)の合成に成功しました。光触媒フィルターは、高活性、低圧力損失で、抗菌作用も確認されました。また、NSTをDSSC電極に応用したところ、市販の酸化チタンペーストの4倍の色素吸着速度と高いPmaxを示しました。
その他特記事項

掲載年度
2013年度
研究分野
製造技術
分類

タイトル
農業初心者のための技術継承マニュアル、収穫予測システムの開発
氏名
村上 幸一
学校名
香川高等専門学校
所属学科等
電気情報工学科
職名
准教授
プロフィール写真
201310_14_prof
概要
新規就農者や農業初心者は、農業熟練者に比べて農作物の栽培ノウハウが未熟であることが多く、また経験が浅いために、農作物の収穫量や収穫時期を正確に把握することができません。本研究では、これら農業初心者の抱える不安・問題点を解消するために、技術継承マニュアルと収穫予測システムを開発し提供します。
その他特記事項

掲載年度
2013年度
研究分野
環境・エネルギー
分類

タイトル
水/セラミック電極によるアスベストのその場溶融無害化技術
氏名
出口 幹雄
学校名
新居浜工業高等専門学校
所属学科等
電子制御工学科
職名
教授
プロフィール写真
201310_13_prof
概要
水/セラミック電極による放電では、本来は絶縁物のセラミック材料が局部的に溶融して放電電極として働くという現象が起きます。単純な構造の装置で高々数kWの放電で高融点材料を容易に溶融できるという特長を利用し、アスベスト含有建材等の有害廃棄物を建物の解体の際にその場で溶融無害化する技術を開発しています。
その他特記事項

掲載年度
2013年度